前回のブログで
Facebookに興味を持つ日本の企業が増えていることを掲載しましたが、ンターネット上での交流サイト(SNS)大手、ミクシィ社長の笠原健治氏は、運営サイト「
mixi」上に企業の公式ページの開設を解禁していく考えを明らかにしました。
背景には、やはりSNS世界最大手の「
Facebook」が日本で本格稼働を始めたことがあるようです。
mixiの売上高の8割を占める広告(事業)については、これまでバナーが中心で、タイアップ型もやっているがオーダーメード部分が多くて、企業広告の受け皿としては弱く、また
mixiは商用利用は原則禁止のため、企業にとってマーケティングツールになどなり得ないと考えられてきました。
しかし、これからは企業が公式ページを
mixi上に持てるような取り組みを始めるそうです。
Facebookの日本進出の余波は
mixiにとどまらず、グリーもついに企業公式ページの無料化を進めています。
mixiの新サービスである『企業ページ』のコンセプトについて、笠原健治氏はこう語っています。
「なる企業ページを設けていくというよりは、そこで利用者がコミュニケーションもできるようにして、その利用者の友人などにも伝えられるソーシャル化を意識していきます。友人、知人間のコミュニケーションの上に広告が乗っかっていくような方向ですね」
現在2,000万人以上の会員を抱える
mixiは、企業にとって非常に大きなマーケットです。
ソーシャルネットワークマーケティングを検討している企業にとって、まだ会員数が220万人に留まる
Facebookを選ぶか、
Facebookの10倍以上の会員を抱える
mixiの新サービス解禁を待つか悩みどころですね。