物流を考える
ネットショップを開設しようと思うとサイトのことだけしか考えていない方がほとんどのようです。ネットはバーチャル(仮想)なものと考えがちですが”リアル”に出荷しなければなりません。
どの様なネットショップのシステム(仕組み)を導入するか決める前に”物流”(商品の発送)をどのようにするか考えておきましょう。
※この場合、送ることばかりではなく、お客様が返品した場合どのような手順で処理をするか決めておく必要があります。
具体的にはどの運送会社のどのサービスを利用するかです。
※各社法人窓口がありますので必ず見積もりを取ってください。
通常の一般送料とは違います。
商品の品物や大きさや重さ、数量などにより運送会社によって
得意分野が違うからです。
例)大きなもの:西濃運輸
小・中型サイズ:佐川急便
小型宅配 :ヤマト運輸
また地域により運送会社どうし提携して届ける場合もあるようです。
それぞれ契約内容により送料も違ってきますのでどの運送会社がいいか一概に言えません。また配送会社の担当者が融通が利くかどうか?も、一つのポイントになります。
運送会社の行っている付加サービス
:決済サービス
:ショッピングカート決済システム
(※運送会社が固定されます。)
:ロジスティック・サービス
(※運送会社にて商品の保管・ピッキング・発送・返品処理等を行ってくれます。)
などのサービスがあり、各社特徴があります。
同じ様なサービスでも各社微妙に違いますので資料を取り寄せ比較検討してください。
商品の大きさや品物が多種にわたる場合にはそれぞれ商品によって、
運送会社を選択するのがいいでしょう。
お客様サイドから見るとショッピングカートはどれも同じ様に見えます。
しかし、お店側から見た場合、機能に大きな差があるので注意が必要です。
なぜこのようなシステムが必要なのか考えてみましょう。
携帯のホームページも自動で制作
現在、パソコンでネットを見るよりも携帯でネットを見る人の方が圧倒的に多いですので携帯サイトを制作しないのは片手落ちだと言えるでしょう。でもわざわざ携帯サイトを制作しても今までのサイトとのページ更新と合わせて行わなくてはならないので2度手間となり非常に不便です。 システム化されていないサイトの場合、PC用、携帯用(i-mode Softbank au 用)それぞれ4つを都度、作る必要がありました。携帯各社での仕様が違うのでそれぞれ別々のホームページを作る必要があるからです。
システム化されたサイトの恩恵として携帯対応のホームページも自動で作成されます。(3キャリア対応です。)携帯用にわざわざ記事を登録するような2度手間は必要ありません。標準で付いている機能ですが、よりデザインに凝りたい場合にはオプションとなります。
サイトがシステム化されたからこそ出来た。
基本となるサイトはシステム化されておりますのでご自身で記事の編集や商品登録が可能です。またサイト内にブログを実装してありますのでその中で自社の商品を紹介してサイト内リンクを行い、ショッピングページにある商品をより強くアピールし売り込むことが可能になります。外部のブログサービス(livdoor yahoo FC2 等)を利用した場合はそのサービス内からの顧客誘導が見込めますが、肝心の自社サイトのS.E.Oに貢献するとは言えません。自社サイト内にブログを置くことにより、ブログを更新するたびに自社サイトの厚みが増えて来ますのでS.E.O上、有利に働きます。弊社制作のサイトが自然と検索エンジンで上位に上がってくる理由はここにあります。
アクセス解析も標準で装備しているのでどのようなキーワードで来店したかがわかります。これによりどのような商品が売れているのか、何が欲しがられているのか。
などがわかってきますのでこれをサイトリニューアルの手掛かりにして修正していきます。また売り上げが上がらない理由としての手掛かりに使用します。例えばアクセス数が無いから売り上げが上がらないのか、アクセス数が有るのに売り上げが上がらない場合、このような時は対策が違ってきます。アクセス解析は単にアクセス数がある、ないだけでなくそれを販促に生かせないと意味がありません。