20年程前、まだWindowsがないころ『マイコン』から『パソコン』と呼び名が変わり最近では単に『PC』というのが一般的になった。他にも『パーソナル・ワークステーション』とかマシンスペック、用途によって呼び名が使い分けられていた。※グラフィック・ワークステーションとかもあったような。このころ私は”一目ぼれ”した『パーソナル・ワークステーション』の『X68000』を約50万円で購入した。モニター、パソコン本体、プリンタで3点セットと呼ばれていた時代。値段だけで上を見ればNECのPC-98XLが約70万円だったと思う。そのあとNECのカラー液晶ラップトップパソコンPC-98NC(膝乗せ型パソコン。ノートではない。)が50万円もした。それが今では10万以下で購入できてしまう。しかしそれはあくまでも下限の選択肢が増えただけであってより品質や性能が伴っているものではないのだ。
お医者さんに読影医という専門のドクターがいるのをご存知だろうか?彼らはレントゲン写真を見て画像診断を行い、所見を出して内科医等のドクターに意見をする。いつも目の前にいるドクターがそのレントゲン写真で判断をしているように見えるが実は影で読影医の方が画像診断し、内科医に伝え、内科医は読影医の診断結果を患者さんに言っているそうだ。今回、創業当時からのお客様の某病院の読影医のK先生より画像診断を行うためのPCということで相談を受けスペックを考えてみた。