本日は
ぬまづ産業振興プラザ主催による『ビジネスマッチング交流会』に出席してきました。企業の経営にあたり、注視しなければならないことについて、刺激的なご意見をたくさん伺う事ができ、大変有意義な時間となりました。
本日のテーマについて全てを述べているといくら記事スペースがあっても足りませんので、ひとつだけ印象的だったお話をします。
「マーケットとは各企業のビジネスの影響を受けて成長する。その成長度の高さは企業の成長度の比ではない。つまり企業はマーケットのパラダイムを読み、パラダイムに合わせたやり方を選択しなければ生きていけない」ということです。
例えば腕時計は時を刻む機能ですが、機能は同じでも
セイコーと
カシオではとらえ方が異なります。セイコーは時計を宝飾品とし、カシオは時間を確認する道具ととらえました。部品数もセイコーは100以上に対し、カシオは10〜20程度。従って販売価格も全く異なってきます。カシオの時計が宝飾店に並ぶなんて聞いたこともないですよね。
つまり同じ時を刻む機能でも、マーケットのとらえかたが違うと戦略も変わってくるというこです。
同じ事がWebサイトにもいえます。現在ではほとんどの企業がWebサイトを所持しており、Webサイトを作る時代は終わったのではないでしょうか?
これからはWebサイトを運用する時代であると確信します。
よくビジネスではリスクという言葉を聞きますが「やるもリスク、やらぬもリスク」です。
仮にやってもやらなくても失敗するのであれば、皆さんはどちらを選びますか?
しかし商売は失敗を恐れては前に進めないものですが、失敗して大きな損失を被り破綻してしまっては元も子もないですよね。
そのために経営があるんです。
商売を支えるのは経営です。
この攻めと守りの両輪の歯車が大切であることを、今回の交流会では強く感じさせられました。